さて、今日ご紹介するのは昨日のコートとともに今シーズンの“マストバイ”、
マルタンの提案するコットンディナージャケットです。
ディナージャケット。
何度かこのブログでも用いてる言葉ですが、乱暴に言うと
『ちょっとした晩餐ならコレ着ていけばオッケー』
という手抜きアイテム、ならぬお役立ちジャケットのことです。
でも、ジャケットなら何でも良い、というわけではありませんので。
先ず生地感とシルエット。
この二つが相まってさえすれば、直感で『おっ』となるわけです。
でもそれが意外と見つからないのです。
このジャケットでは上質な半光沢のコットンポプリン生地を用いております。
シルエットに関してはディテールの説明とともに。
ブラインドポケットと申しまして、パッと見、ただのステッチのようなので
ポケットとは分からない作りになってます。
前身ごろのボタンは内側にはめ込む作りです。
つまりボタンを留めた時、ボタンが隠れるようになっています。
しかもこのジャケット、腰周りがなかなかタイトシルエット。
なので下の写真のように.....
ボタンを留めなくともシルエットは細身でスッキリ。
単品ジャケットは前留めしない機会も多いですし、ね。
ラペルはタキシードなどにも用いられるショールカラー。
こういったディテールがシルエットの差を生むわけです。
とても深いVゾーン。
カッコイイのですがともすれば前身ごろがだぼついてしまうような恐れも.....
大丈夫です。脇にダーツを走らせることで立体的なシルエットに。
このダーツがジャケットで言うところの細腹(さいばら)を形成するのです。
このように細かな、確かな仕事が施されているので
美しいシルエットが成り立つのです。
もちろん晩餐に限らずお仕事はもちろん、コットン地なので
デイリーに気軽な羽織りとしても使ってください。
それだけでそれらしく魅せてくれますから!
カラーはこちらのサンドベージュと
クールなブラックで皆さまをお待ちしております。
気になるお値段は
税込 ¥59,850-
です!