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août 16, 2010

とっておきのバッグ、あります。 Maison Martin Margiela 11

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マルタンがクリエイションを行ってきた中で、

たびたび見受けられた技法の一つ、

「ドッキング」

2つの異なる素材、異なる雰囲気のものを繋げて1つにする。

それによって新しいものが生まれる。

今回ご紹介するバッグも、“ドッキング”の技法を用いたアイテム。

そのドッキングにより生まれたのは、革新的なデザイン性だけではなく・・・


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柔らかな羊革と、しっかりとした牛革、

シャープなブラックと、ソフトなブラウン、

ジップによる開閉と、フラップによる開閉。

相反する質感、色、デザインを組み合わせることで、

誰の眼にも新しいバッグとなっています。


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それでも実際に持ったとき、決して奇抜にならないのは、

マルタンの持つ優れたバランス感覚によるもの。

決して前へ出すぎず、個性を放つのです。


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そしてこのドッキングにより、もう1つ生まれたのは機能性。

リバーシブルの、新しい解釈。

見せる面を変えることで、全く違う表情のバッグになるのです。

その日の気分や、コーディネートによって、2つの顔を使い分けることができるバッグ。

バッグの機能性と言えば、収納や、持ち方のバリエーション、等をイメージしますが、

ファッションの観点から言えば、これも立派な機能性と言えます。


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さらに、このような持ち方も可能。

牛革のストラップを垂らしたときの、

羊革との質感のコントラストにもグッときます。

使っていくことで、さらに成熟するマルタンのアイテム。

それぞれの革がどういう雰囲気に仕上がっていくのか・・・。

その先が楽しみになります。

一朝一夕ではなく、何度も試行錯誤を経て生み出されたバランス。

マルタンのデザインの真髄が感じられる逸品です。

これは誰にとっても、特別な、とっておきのバッグにならないはずがありません。

Maison Martin Margiela 11

¥177450


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