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November 06, 2008

ドリス・ヴァン・ノッテン Pコートジャケット

冬の定番コートといえば、そのひとつにピーコートがあります。

もともと、英国海軍の艦上用コートから一般化したアイテムで、

メルトン素材(主に厚手のウール生地)を使い、前たてがダブル

になったショートコートが一般的です。カラーもネイビーが多く、

錨(イカリ)をあしらった大きなボタンも特徴のひとつです。

シルエットやサイズ感に多少の変化はあっても、これらの特徴

は現在も大きく変わることはありません。

そんな時代性に左右されない定番アイテムを、ドリス・ヴァン・

ノッテンがデザインするとこーなりました。

税込  ¥132,300-

 

 

 

と言っても、原型のピーコートと比べてデザイン的にさほど

変わるわけではありません。ただ、細かい部分にコダワリが

満載なのですが・・・。 詳細は後ほど。

 

 

素材はそこまで厚手ではありません。そのため重厚感もなく

コートというよりはジャケットに近い感覚で着ることが出来ます。

 

 

コダワリその1: 『ポケット』

一般的に、ピーコートには縦に開いたマフポケット(もともと、

手を温めることが目的。通称ハンドウォーマーポケット)だけ

デザインされていることが多いのですが、より実用性のある

フラップポケットもあわせてデザインされていること。

 

 

コダワリその2: 『ボタン』

錨(イカリ)マークの入ったボタンを使用せず(コレはよくある)、

一般的に縦3列が多いボタンの配列を2列にし、ミリタリーや

マリンテイストが出すぎないように(元が海軍用ですから・・・)

スッキリとさせ、街着としてのドレス感を出していること。

 

 

コダワリその3: 『縫製』

もともとがミリタリーなものですから頑丈に縫うことは大前提。

ただ、それだけでなく一箇所一箇所を丁寧に、そして綺麗に

真っ直ぐに(当たり前のようですが、コレが意外と少ない!)

縫うことで、普通のピーコートにはない上品さが出ていること。

まぁ、ここらへんは実際に店頭でお確かめください。

このほか、ラペル下のダーツや肩線の縫製、それにウラ地

などなど・・・、ここでは書ききれないほどのコダワリが満載

ですので、続きはこれまた店頭で。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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