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mars 08, 2009

マルタンマルジェラ14 『哀愁のカサブランカ』サファリ・ジャケット  Maison Martin Margiela14

マルタンマルジェラの14ラインは、飾るだけで消費される服に対して、使い続けることで価値を上げる機能服を生産する、 マルジェラの<ワードローブ>ラインとよべます。

その中でも、<REPLICA>のシリーズは、過去の実際の服を、マルジェラ自身の感性で再構築するという、 マルジェラのキャリアの<こだわり>と、あらゆる服に対する<造詣>の深さを感じる服作りをしているのです。

<マルタンマルジェラ>14の、<REPLICA>の、サファリジャケットは、1976年の、モロッコ・カサブランカの、 サファリジャケットをマルジェラが現代に再構築したものになっています。

着れば着るほど、愛着もわき、その価値を上げるマルジェラ服の、醍醐味と言えるジャケットになっています。

 

スタイルはベーシックかつ、得も言えぬ雰囲気も持った、フィールド・ジャケットのスタイルです。巷の「M65」 ジャケットとは一線を画した、マルジェラ流モードの雰囲気を持っています。

同じく<マルタンマルジェラ>14の、シルク・ウールのストールを合わせて。。。まさに『哀愁のカサブランカ』な趣にしてみました。

 

背にはベルトが。このうしろ姿に『哀愁』を感じません?カッコいいです。

 

ベルトを使って、前をはだけてみました。インナーは、こちらは<マルジェラ10>のベージュのシャツ。ストールとあわせて。

この春のイチオシの挿し色は「ベージュ」です。『どっかに挿しベージュ』この春のキーワードです。

 

この生地の雰囲気、実際はもう、、「完っ璧」にヤバイです。14ラインでは、素材には徹底的にこだわっていて、特に”レプリカ” ではその当時の生地そのままに、全く同じに作り直すのです。今ではもう使われなくなった機械などもあるので、 そのこだわりは筆舌に尽くせません。

Safari Jacket ¥187,950.

 

『どっかに挿しベージュ』この春、絶対来そうな気がするーー!? <マルジェラ10>のシャツは衿芯無しのくしゅっとシワの入った、 ゆるい感じがまた大人の余裕を感じさせます。

<マルジェラ14>のシルク・ウールのストールと共に、セットで合わせれば、この春の必殺のインナーは決まりですね。

Shirt ¥44,100.

Stoll ¥22,050.

 

カサブランカ・ジャケットは全体で見ても、派手さは無くとも、絶対無二の存在感で、<マルタンマルジェラ>ならでは。

本当に”服”に「造詣」と「興味」、そして「熱意」を持った人にこそ、似合う<マルジェラ14>です。

 

 


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